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天井がたわみ、多数の亀裂が入るなどの欠陥が見つかった三
重県桑名市明正町の「サンマンションアトレ益生駅西」につい て、分譲した三交不動産(津市)は五日、住民説明会を開き、 調査結果を報告した。設計と施工の複合的な要因で亀裂などの 問題が生じ、補修に一年ほどかかるとして、退去者を含む全五 十九戸に、購入価格と同額での買い取りに加え、転居費や迷惑 料を含む解決金として購入額の20%を支払うと提案した。 五十九戸のうち二十四戸が退去しており、九戸がさらに退去 を予定。説明会は、所有権がある世帯とない世帯を分けて桑名 市内のホテルであった。三交不動産の柳生利勝社長が「商品と して品質が確保されていない」と述べて陳謝した。 同社が依頼した日本建築構造技術者協会中部支部の調査では 、耐震構造などに問題はないが、補強鋼線の配置の偏りや施工 不備の要因が重なり、床(天井)がたわんだとみられる。亀裂 は、たわみや施工が不十分だったことによるという。 説明会には、設計した白井設計(名古屋市)の近藤英夫社長 と鴻池組名古屋支店の佐々木丈一支店長も同席。それぞれ監理 や施工管理に問題があったとして謝った。 三交不動産は年末までに、補修方法を検討、来年四月に補修 に着工するとして現在の居住者に三月末までの移転を要望。す でに購入額の90%で同社に売却した世帯には差額を追加して 支払う。 マンションについて、同社は補修後に再度分譲販売する方針 。 住民からは「家族の事情もあり転居は難しい。補修期間中も ここに住みたい」という声が出ているほか、「欠陥の原因がは っきりしていないのに本当に補修できるのか」などの疑問が出 ている。 (中日新聞) -------------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar http://pr.mail.yahoo.co.jp/toolbar/ PR |
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