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骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト
服部 真澄
骨董市で家を買う―ハットリ邸古民家新築プロジェクト
定価: ¥620
販売価格: ¥620
人気ランキング: 266481位
おすすめ度:
発売日: 2001/01/01
発売元: 中央公論新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送


いい家ですね。
この本が書かれた当時は、古民家再生とかのブームの前なんでしょうね。手探り状態で移築・再生していったサマが眼に浮かびました。大変だったんでしょうね。
作者の家に対するこだわりが第三者(ダンナさん)をストーリーテラーとすることで、厭味なく理解できました。(そこらへんがうまい。)
文庫本なんですが、挿入されている写真のところどころがカラーですごく雰囲気がいいんです!思わず惹き込まれますね。それと、作品中に出てくる、鍛鉄作家さんに特注して作ってもらった、ブラケットライトがとってもいいです!
もちろん、文章も面白く一気に読み終えてしまいました。面白いです。

大胆にして繊細、拘る事には妥協しない性格が浮き彫り
本署は、著者自らの実体験の古民家新築のプロセスを小説化した。建築物、特に、
古民家好きにとってはたまらない作品である。本署は、「龍の契り」「鷲の驕り」、
最近では「GMO」と、手に汗握る国際サスペンスを中心に執筆してきた服部氏の
作品にあっては異質の作品といえる。しかしながら、本署を通して、著者の大胆にし
て繊細、拘る事にはトコトン拘り妥協しない著者の性格が浮き彫りになっている点で
服部ファンにとっても一読に値する。

片手間の仕事?
東京の骨董市で、北陸の古い民家を買い、その家を東京に移築するという自身の体験談。
初めに書かれている、骨董市で売られている家をどのようにして選ぶか、および、最後に書かれている、かっての日本の家の良さについては、よく理解でき、また、興味深いものであった。

しかし、私同様 実際にどのように移築が行なわれるかに興味を持っている人には、ちょっと期待はずれとなるのでは。
これは、作者の職業が非常に有能な小説家であるものの、最初からこの移築についての作品を書くべく取材がなされていなかったため、自らかかわった最初の家選びと、最後の住み心地にしか能力を発揮できなかったのでは?と感じました。

その結果、最初と最後以外は、スケジュールが遅れていることが繰り返されて�!�るだけで、内容に乏しく、せっかくの興味深い題材を有能な小説家が取上げられているにもかかわらず、服部真澄ファンとして残念でした。

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